Interface&Graphic design.<br>Branding studio UNIEL ltd.

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2017/08/08(Tue)Blog

UNIEL

ご無沙汰しております。
UNIELでアートディレクターをしている野田です。

最近、採用面接も増えているため、今回はUNIELの社内事情についてお伝えしたいと思います。

働き方について

まず、弊社では基本的に個々の裁量に合わせて動いてもらえる働き方をしています。

よく面接時に、

「どのくらい残業が多いですか?」
「休日出勤は多いですか?」

と聞かれることがほとんどですが、

「人によって異なります」と答えています。

もちろん業種によって稼働時間は異なりますが、「お好きにしてください」と伝えるようにしています。
お客様にどのようなものをご提案できるか、しっかりと練れたものをご提案できるかなどのクオリティコントロールはそれぞれのスキルに関わってくると感じるためです。

ただし、お客様へご提案するあたり、ブランディング設計やプランニングに基づいたクオリティではない場合は、私が手を動かして修正するか本人に詰めてもらうかを判断していただきます。

その際には、本人のやる気という曖昧ですが目に見える評価基準があることも理解していただきたいと感じています。

任された領域にしっかりと責任を持ち、最後までやり通すということは重要なスキルとなります。

私はプレイヤーでもあるためフォローが出来ますし、他のメンバーもフォローに回ります。そのため、最初から全てを任せるということはいたいません。

少しずつで良いので、会社のクオリティラインを理解し、自分のものに落とし込むまでお付き合いしたいと考えています。また提案には準備をしていくフローが重要となります。
そのフローを怠ると、お客様にクオリティを保ったご提案が難しくなる場合がございます。

良い提案を行える組織を作り上げられることを意識した人材は、どこからも必要とされていますが、そういった方に入社していただき、一緒に成長しながら働きたいと常日頃から考えています。
幸いにも、現在のメンバーは全員そういった思想をもった方々で集まっているため、とても楽しく向上心が磨かれる組織にすることができました。

組織としてはまだまだ小さいため、個々の責任は大きな企業に比べて重い部分もありますが、モチベーションが合えば一緒に切磋琢磨して技術を磨きあえる現場になります。

オンとオフについて

次に、オンとオフについてです。

オンとオフについて簡単にご説明すると、オン(仕事モード)かオフ(プライベートモード)かの違いになるのですが、弊社では常にオンを評価しているわけではございません。

面接時に自己アピールをして下さいとお伝えすると、

「常にオンで働けます」

という方もいらっしゃいますが、その際には必ず仕事が好きかどうかで判断するようにしています。

私も二児の父のため、当然子供と遊んだり家族で出かけたりとオフの時もありますし、日曜日の夜は憂鬱な日もあります。

ただ、仕事が好きな方(特に自分ですが)は、技術やインスピレーションのインプットを欠かさないと思うので、いかにその仕事が好きかが重要になってくると思います。

例として、私は趣味で海外ドラマや映画を欠かさず見ているのですが、オープニングやエンディングの演出は特に注力して見てしまったり、考え方や技術に関しての本や記事があれば欠かさず見ています。ゴロゴロしながらも。

気持ちをオフをしていても染み付いてしまっているため、これはオンなのかオフなのか分からなくなってしまう部分もございますが、本当にこの仕事が好きなんだと毎回納得してしまっている自分がいます。

子供向けの番組を見ていても、子供からリモコンを奪い取って巻き戻して見てしまうこともあるので、おそらく家族には迷惑をかけていると思います。

こういった動きはストレスを溜める行動ではなく、ストレスを解消するための行動なのですが、好きだからこそできる脳内変換ができ、自分が形成されていることはとても幸せなことです。

私自身は自己啓発という言葉はあまり好きではありませんが、弊社では自己啓発のための備品・書籍購入支援を行なっているため、うまく取りいれてインプットを行なっていただくこともできます。

内容を戻しますが、弊社では常にオンの方を求めているわけではなく、オフも大切にしていただきたいと思っています。

家族旅行で見る景色、デートで口にした食事、週末のバーベキュー、仕事が好きな方は全てが結果的に仕事につながるため、社員となっていただいた方々には沢山の良い体験をしていただきたいと思っています。

もちろん、メリハリは大事なので、プライベートはプライベートで切り替えたいという方でも仕事に影響が出さなければ特に問題ございません。

弊社では、誕生日休暇や結婚記念日休暇、奥様の出産前後休暇をとりいれています。私自身、子供を持っており、社内にも結婚している方がいるため、作った制度です。

助け合って仕事をするという考えのもと動いているため、弊社はメンバー同士、フォローしあえる環境でもあります。
反対に、フォローすべき場合はフォローできるような存在に成長していただければと感じます。

UNIELの社風について

この質問もよくお受けいたします。
弊社の社風は、一言でファミリー感だと思います。

社内ではくだらない話もしますし、プライベートの話もします。
仕事のキリが良い時は、みんなでスポーツをしたり飲みに行くこともあります。

天気が良い時はマスコット犬 アビーが出勤することもありますし、問題があればみんなで話し合うこともします。

そういった社風の中、皆さん同じミッション、ビジョン、バリューのもと動いているため、ブレがなく歩んでいけるのだと思っています。

この空気感を作っていただけるメンバーに出会えて私は幸せです。

ただ、残念ながらそういった空気感が嫌で退職された方もいらっしゃいます。

人によっては干渉されたくない点や、自分の仕事に集中したいので余計に気を遣いたくない人もいると感じます。
そういった方は弊社に合わないため、応募をご検討の方はおすすめしないとこの場を借りてお伝えしておきます。

技術について

つらつらと弊社の働き方や考え方、社風についてお伝えしてきましたが、技術についてもお伝えいたします。

弊社の行なっていることはトップページ(https://uniel.jp/)にてご確認していただければ分かるように、ブランディングを軸とした仕事をしており、ウェブ制作だけではなくコンサルタントとしての動きからグラフィック、空間のお仕事もございます。

そのために、技術の共有や新しいものに目を向けて実践する姿勢は忘れないようにし、常日頃から社内でインプットとアウトプットを行なっております。
以前私が書いた記事の「働くための基本の意味」でも書いておりますが、基本はしっかりと学びながらも社内全体でクオリティ向上を計れます。

もちろん、全て自社で補えない場合もあり、長期的なインタビューやヒアリングのもと、アプローチ施策を考えた上で外部のプロの方と協力しながら進めることもございます。

それは、企業ブランディング(インナーブランディング・採用ブランディング)、プロダクトブランディング、空間ブランディングなどの幅広いブランディングを行い、お客様にとって最適なアウトプットをご提供するためです。

全て社内で完結できることも良い組織だと思いますが、社外の方とご協力し、幅広いラインを築きながら一緒に取り組めることも弊社ならではの楽しさだと感じます。

常日頃から、自分で全て完結するとは思ってはいけないと考えているため、パートナーの方とは良いご提案を行なっていけると幸いです。